活動指針

活動理念

人をつくる。
伝統を継承し、文化として伝承する。

 春日会は肥前春日流を基軸に武家文化の一部を後世に伝えることを目的に設立されました。武家文化は、武術や作法の面で捉えられがちですが、領地の運営や子女の教育、近隣との交際など多岐にわたります。むしろ武術や作法はこれらを実現するための手段の一部といっても過言ではないと思います。
 春日流には武術や作法のほかにも伝承が残っています。古い時代の日常にあった文化が薄れてゆく今日。これらの継承を通じて失われつつある文化の掘り起こしや、継承の一石となれればと考えて、春日流の継承と普及の活動を行っています。

活動方針

3つの目標

 春日会は広く垣根のない人の交流の中で武家の文化に多くの人に触れていただき、一人でも多くの方に知る機会を提供することを目標にしています。

1.
垣根のない活動を目指します。
  • 私どもは可能な限り門戸を広げる努力をします。
  • 私どもは合理的な理由のない年齢や性別の制限を設けません。
  • 私どもは自流を過剰に神聖視せず、他流を尊重し実理性のある継承の努力をともに行います。
  • 私どもの力でできる限りの文化体験の機会を提供します。
2.
世代に応じた活動に努力します。
  • グローバル社会の中で活躍する各世代に向けて、ひとつでも多くの種をまけるよう努力します。
  • 子供たちには健全な常識と成長の場を提供できるように努力します。
  • 青年には自身のアイディンティティーを確立できるようお手伝いします。
  • 壮年の方々には、人生の新しいシーンに向けて健康と希望をもつための支援に努力します。
  • 更なる先輩世代には、その人生を謳歌する有益なツールを提供できるよう努力します。
3.
観念や因習にとらわれない活動を
重視します。
 古い文化は明文化が難しいことが多く、少なからず継承の過程で失われる事柄もあります。また、継承の責を負うはずの人が自らの観念や因習に支配され、道を外れ、曲がり分かれることすらあります。古い文化と言えど進化は伴うものと考えますが、そこに独善を許すことは正しい継承とは言えないと考えています。
 私どもは継承のために必要な客観性と自己批判の機会を担保する努力を行います。自流他流の垣根を設けず、有志が集い、研鑽し論議し、後世に残すべき姿を追及する場を構築する努力を行い、その場では客観的かつ論理的で闊達な交換が行われるようにしたいと考えています。